乾杯

お世話になった先輩方の「追いコン」を開催しました

毎年この時期になると開催される「追いコン」。
お世話になった先輩方を送り出す意味でのコンパが、今年も開催されました。
追いコンはやっぱり毎年盛り上がります。
うちの団体は参加者との関わりが深い上に、活動もとても積極的なので、それぞれの先輩方や後輩との思い出がたくさんあり、コンパの中だけでは語りきれないほど。
そんな仲間である先輩を送り出すのですから、とても感慨深いものがあります、やっぱり。

いろいろなコンパを定期的に開催していますが、うちの追いコンは基本的にしっかりそれぞれのメンバーと話ができるように、飲み会的な雰囲気の中行われます。
追いコンなのでちょっと豪華なお店で開催してもよいのですが、学生らしく居酒屋で開催するのが習慣です。
先輩方は社会人になったら高級なお店に行く機会も増えると思うので、あえてチープなお店で最後の学生気分を味わってもらいたいという気持ちもあります。

涙涙のご挨拶

どんなサークルや団体であれ、追いコンでの挨拶は涙を誘うものですが、うちの団体は福祉について考えるというある意味特殊な活動をしているので、挨拶では本当に涙を誘います。
初めて介護施設に介護の体験をするために出かけたときの衝撃や、頻繁に足を運んでいた要介護者との関わり、福祉は関係なく定期的に開催されていたレクレーションやイベントでの思い出など、ひとつひとつの思い出がとても深いものなんです。
現役の自分だって、これまでの思い出を振り返ると思わず涙ぐんでしまうほどですから、先輩たちはもっと思うところがあるのでしょう。

話すことができない、耳もほとんど聞こえずほぼ寝たきりの要介護者がいて、初めてその人に会ったときに目に目ヤニがたくさんついていたので、思わず持っていたティッシュで拭いてあげたら、何もわからないはずのその人が「ありがとう」と言ってくれた。
その感動が忘れられなくて、誰にも負けない介護士になりたいと思ったという先輩の話を聞いて、後輩たちも本当に感動していました。
もちろんそれだけではなく、先輩方一人ひとりが自分の中で福祉に対する確固とした考えを持っていて、後輩たちも身の引き締まる思いだったことでしょう。

先輩方はもちろんですが、中心の幹事として追いコンを企画から仕切ってくれた仲間にも本当に感謝。
当然一次会だけで終わることはなく、二次会のカラオケから三次会の居酒屋まで、延々と追いコンは続いたのでした。
私は電車の都合で二次会の後に退散しましたが、時間が許せば最後まで参加したかったです。
でも、先輩方とのお付き合いがこれで終わってしまうわけではないので、これからもいろいろなことを勉強させていただきたいと思います。
まずは先輩方、本当にお疲れ様でした!