バリアフリ-

楽しく生活できるアドバイス

メンバー女子リーダー吉田です。
今までブログに参加したことはありませんでしたが、初めてブログに参加させて頂きます。

福祉系の大学へ通われている方はご存知かもしれませんが、皆さんは福祉住環境コーディネーターという資格をご存知ですか?
>>http://www.kentei.org/fukushi/

福祉住環境というのは、高齢者や障害を抱えている方が生活しやすい住環境というものです。
よく、マンションや賃貸選びの際に「バリアフリーを重視する」などと言われますがこれは福祉住環境を基準に選ぶということになります。

福祉住環境コーディネーターとは、高齢者の方、障害を抱える方に対して出来るだけ自立して、楽しく生活できる住環境をアドバイスする、アドバイザーの資格です。

主に、医療・福祉・建築について幅広く知識を持ち、専門家と連携を取り住宅改修プランをアドバイスします。

皆さんはバリアフリーといえばどういったものをイメージされるでしょうか。
手すりをつける、階段をなくす、スロープを取付けるなどでしょうか。

高齢者の方が必要とするニーズや、障害を抱えている方が必要とされるニーズは全く異なります。
それこそ、10人いれば10通りの最適な福祉住環境があります。

そんな中で、その方に合った最適な住環境を提供する、バリアフリーを考える、それが福祉住環境コーディネーターです。
総合的に幅広い知識を得なければいけない資格ですので、取得するにはたくさん学ばなければいけません。
ですが、高齢化社会の現代では社会的ニーズが高まりつつある資格です。

こんな人におすすめの資格です

福祉住環境コーディネーターの資格は1級から3級まであります。
3級と2級は誰でも受けることができますが、1級のみ「2級を持っていないといけない」という受験条件があります。

2級以下と違って1級では記述試験もありますから、やはり難易度は高いです。
ですが、1級を受験される方でも70%以上の方が合格しているので、合格率はさほど低いわけではありません。

福祉住環境コーディネーターの資格を取得される方は、介護や社会福祉に携わっている社会人の方が多いでしょう。
将来、福祉の現場に携わりたいと考える学生にもおすすめです。

福祉用具専門指導員や、ケアマネージャーなど。
それぞれ福祉の資格とプラスアルファで持っていると便利な資格です。

介護の現場では、様々な知識が必要となります。
そこで、住環境に関する知識は利用者様のさらなる満足度を高めるものとなります。
特にケアマネージャーとして働くのなら、よいアドバイスができるように福祉住環境コーディネーターの資格も取得しておきたいところです。

皆さんのためになるお話だったかどうかはわかりませんが、福祉関係に携わっている方には絶対に知っておいてほしい資格でした。

また、福祉に興味のある学生の方に、ぜひチャレンジしてほしい資格でもあります。
ご興味がある方は、公式サイトからチェックしてみてくださいね。

投稿者:吉田