かぼちゃ

楽しい+おいしさ

歳をとると、美味しいものでも食べられなくなってきてしまいます。
たとえば、硬い肉料理や飲み込みにくいもの。
ホルモンが大好きでも、歯が弱くなりかみきれなくなってしまいます。

また、脂っこい料理もNGですよね。
高齢者の方は健康に気を付けた食べ物じゃなければいけません。

でも、やっぱり人はいつでもおいしいものが食べたいものです。
また、甘いものが好きな利用者の方は多いです。

しかし、洋菓子はご高齢の方にとって体に障る方もいらっしゃいます。
そこで自然本来の甘みを活かしたお菓子を召し上がっていただいた方がいいでしょう。

そこで企画した、老人ホームでのお料理教室。
実は老人ホームでは、月に1度お料理教室を開催さいているところも多いので、私たちは参加させて頂きました。

健康的で食べやすく、なおかつおいしいもの。
そんな条件があると、食べれるものも限られてしまいます。

だからこそ、「旬に合わせた食材」を選び、「お料理教室で自分たちで作った」ものを食べる。
料理は手先を使うので頭の体操にもなります。

どうして料理をすることが脳の活性化として期待ができるのかと言いますと、料理を作るということは順序だてて組み立てることで思考が鍛えらるからです。

また、みんなで集まって料理をつくるということは気持ち的にも楽しいものです。

楽しい+おいしいという、2つの楽しさが味わえるイベントです。
お料理教室に参加したときの報告をしたいと思います。

かぼちゃとさつまいものパンケーキ

地域の方にご協力を頂き、芋ほりをするところから始めました。
私たちがとってきたいもをふかして持っていき、施設で用意して下さったかぼちゃと、パンケーキを作ります。

さつまいもはつぶさずに入れることで食感を楽しみ、ふかしているので歯茎でもつぶせる硬さです。
かぼちゃをつぶしてホットケーキミックスと混ぜ、さつまいもを適度な大きさに切って混ぜます。

あとは、焼くだけです。
ホットプレートでやけどをしないように注意して、老人ホームの利用者さんと一緒にお料理を楽しみました。

焼きあがったパンケーキはふっくらとして良いにおいがしていました。
これには利用者の皆さんも思わず顔がほころんでましたよ。

そしてみんなでおやつ。
ご年配の方は、少量を小分けに食べたほうが良いので、おやつの時間にぴったりのお菓子となりました。

においにつられて、その場にいなかった職員さんもやってきました。
なごやかで、とても楽しい1日でした。

投稿者:赤江