介護の問題が日本の問題になる未来が来ます。団塊の世代の子供たちが2020年には50代に達します。厚生労働省によると自分の親の介護が必要な団塊ジュニアの世代が次第に増えているとのこと。いったい介護の現場で何が起こっているのでしょうか?ここでは日本の介護の問題、海外の介護サービス、海外から日本にもっとしみこませるべきサービスを紹介いたします。

日本の介護問題

2021年に団塊ジュニアの世代が50代に突入します。団塊のジュニア世代は、現在介護現場で介護されている団塊の世代の次に人口ピラミッドのボリュームが多い層です。
現在介護が必要な団塊の世代は2次曲線状に増えており、そのあまりにもハイペースな伸びに介護現場のサービスの質が低下するのではないかという懸念が噴出しています。

高齢者白書によると介護を必要とする高齢者は2015年には213万人、それに対して2021年にはその倍の421万人増加する見通しです。
介護現場のサービスの質が悪くなるともっぱらネットを中心に話題になっています。

さらにそれに拍車をかけているのは認知症患者の増加で、団塊の世代の認知症患者は、2025年には730万人に達すると高齢者白書は警告しています。

海外には性に関するサポートがある

日本で充実していない介護サポートとは、「性」に関することです。

ヨーロッパの国々を見て見ると、福祉大国と言われるスウェーデンでは1970年代から福祉に力をいれていて、介護サービスの中に「性介護士」という職業が存在します。
性介護士は、スイスでは2003年に法的な資格になり、性の介護を必要としている人に寄り添うというのが主な仕事。

これは、介護の一環としてスイスが独自に薦めているサービスです。

日本でも浸透させるべきサービス

では、日本では老人介護の性介護サービスはどのようになっているのでしょうか?

日本には射精介助サービスがあり、これは自力で射精ができない要介護向けのサービスです。
残念ながら日本では、精に関する介護サービスは乏しく、射精介助サービスを提供しているのは「NPO法人ホワイトハンズ」のみ。

日本では性に関する話題はタブーとされる風潮がありますが、性は人間の最も根本にかかわる部分ですし、近年ではEDを発症する男性も増えてきました。
その影響もあって、男性特有の症状であるEDの症状を改善するための治療薬「バイアグラ」の服用も重要視されています。

このように、今後介護老人が増えるにつれ問題になっていくでしょう。